しいたけの旬は春と秋
秋が旬だと思われているしいたけですが、しいたけには春と秋に旬があります。
秋に収穫されるしいたけは秋子と呼ばれますが、春に収穫されるしいたけは春子と呼ばれています。
年に2回収穫できるようになったのは、菌床栽培ができるようになったからです。
今では全国各地どこでも菌床栽培がおこなわれていますが、そのなかでも栽培が盛んなのが徳島県や岩手県などです。
旬を味わうとしたら、乾ししいたけよりやはり生しいたけとして販売されている菌床栽培のしいたけがおすすめです。
1年中出回っているしいたけですが旬の時期の美味しさは格別です。
旬の美味しいしいたけを存分に味わってみてください。
おすすめのしいたけ料理
寒さ厳しい冬を乗り越えなければならないため収穫までには時間がかかりますが、その分じっくりと成長するため味も香りも最高です。
栄養価も高く肉厚で旨みもたっぷり詰まっていますから、ぜひそのまま味わってみてください。
バター醤油で焼いたしいたけのステーキはおすすめの逸品です。
作り方はとっても簡単です。
熱したフライパンでバターを溶かし、そこにしいたけを並べるだけです。
フタをして弱火でじっくり加熱し、じんわり水分が出てくるまで蒸し焼きにします。
そこに醤油を回しかければ出来上がりです。
こんなに簡単に作れるのに癖になるほどの美味しさです。
焼く前に、しいたけをほんの1時間ほど天日干しにすると旨みが増します。
このレシピは人気漫画などにも紹介されています。
他にもマヨネーズと醤油、オリーブオイルとにんにくとあわせても絶品です。
春のしいたけを春に美味しいアスパラと一緒に煮びたしにするのもおすすめです。
しいたけにつくねを詰めて照り焼き、またはチーズをのせてオーブンでチンでも美味しい一品ができます。
もちろん、煮物にすれば良いしいたけの出汁が出て美味しい煮物になります。
春巻きの皮でしいたけを巻いただけのしいたけ巻きは、お酒によく合う最高のおつまみです。
しいたけは和洋中何でも合うのでまだまだ美味しいバリエーションは尽きません。
ぜひ自分なりの美味しいレシピを見つけてみてください。
旬のしいたけの選び方
美味しい料理を作るには新鮮なしいたけを選びましょう。
旬のしいたけにも新鮮なものとそうでないものとがあります。
新鮮なしいたけはそれだけで美味しいので新鮮さは重要です。
しいたけのかさが開ききっておらず、丸っぽく厚みのあるしいたけが新鮮なしいたけです。
かさの裏は傷むと赤っぽくなるため、かさの裏が純白のしいたけを選びましょう。