春になったら一度は食べたい生しらす丼
春しらすの旬は3月下旬から5月頃で、ゴールデンウイークの頃には多くの人が生しらす丼を求めて神奈川県の江の島を訪れます。
生しらす丼は鮮度が命です。
獲れたてのしらすを温かいご飯にのせて、好みで生姜やねぎなどの薬味と醤油をかけていただきます。
お店によっては卵の黄身や海苔と醤油をかけて提供する事もあります。
どの丼ぶりも素材を生かした料理です。
ぷりぷりした食感と甘みもありいくらでも食べられます。
漁に出ない時には食べられないので、貴重な料理です。
もし、食べる機会があれば逃さずに食べる事をお勧めします。
御飯に合うシラスは万能食材
生しらすは無理でも、釜揚げしらすならばスーパーでも手に入る事ができます。
加工されているものなので、一年を通して手に入るものですが、シラス漁が解禁となる3月頃の品はやはり、味が違います。
程良い塩味と旨味が凝縮されています。
生しらすでなくても、温かいご飯にのせてポン酢や海苔、大根おろしなどと一緒に食べると美味しいです。
ご飯に合うしらすは、その他の料理にも使えます。
例えば、ピザのようにパンの上にしらす、チーズや、トマトや玉ねぎなどをのせ、トマトソースをかけてオーブントースターで焼けば子供喜ぶ料理となります。
パンだけでなく、スパゲッティーにも使えます。
茹でたてのスパゲッティーに釜揚げしらすと大根おろし、薬味に海苔や大葉を刻んだものをのせます。
後は好みでポン酢やだし醤油をかけると、さっぱりとしていくらでも食べられます。
ご飯に合うしらすは、パンや麺類とも相性が良いのです。
この他にもかき揚げ、茶わん蒸しや卵焼きに入れたり、チャーハンの具にしても美味しくいただけます。
子供からお年寄りまで食べたもらいたい食材
しらすは丸ごと食べる事ができるので、カルシウムやビタミンDが豊富です。
成長期の子供は骨の形成に必要なカルシウムビタミンDを摂る事が大切なので、手軽に食べる事ができるしらすは色々な料理に使いたいものです。
子供だけでなく、歯が弱くなったお年寄りにも食べやすくカルシウムを補給できます。
カルシウムだけでなく、脳を若々しく保つ働きがあるビタミン12も含まれています。
その他にも、脳血栓、心筋梗塞を予防するとされるセレンも含まれています。
このように、栄養素が豊富な食材なので積極的に摂取するよう料理に取り入れることが望ましいです。
料理に邪魔にならない素材なので、みそ汁やあえ物、炒め物にも使用できます。
家族の健康を考えれば、いつでも食べられるように冷蔵庫に常備したい食材の一つです。