春が来ると一気に出回るふき

春が旬の山菜

ふきは、日本が原産地の山菜です。
厳しい冬の寒さが緩み雪が少しとけかかった頃、いち早く雪の中から顔をのぞかせるのがふきです。
ふきの若いつぼみはふきのとうとして、他の草花に先駆けて春を知らせてくれるものとして珍重されています。
ふきのとうはつぼみのまま摘まれ天ぷらや煮物などにして食べられます。
ふきの茎は地下茎として横に延び毒を持っているため、食べられるのはふきの葉柄と葉です。
ふきは灰汁が強いため、食べるにはしっかりと灰汁抜きしなければなりません。
昔は山野に自生していたふきですが、今ではずいぶんと少なくなっています。
群生しているのはほとんど管理された栽培種で、愛知や大阪、秋田などで栽培されています。 続きを読む 春が来ると一気に出回るふき

玉ねぎは脇役にも主役にもなる

1年を通して入手出来る

玉ねぎはジャガイモとニンジンなどと同様、定番野菜のひとつです。
この3種類を使ってカレーやシチュー、肉じゃがなどの定番メニューが作れるので、家に常備していると言う家庭も多いと思います。
1年中いつでも入手出来、比較的価格も安定しているのでとても便利です。
また玉ねぎは過熱することにより甘みが増すので、子供にも食べさせやすい野菜です。 続きを読む 玉ねぎは脇役にも主役にもなる

生でも加熱しても美味しくいただける鯛

刺身を使った料理

魚にも多くの種類がありますが結婚式やお正月などおめでたい場面で選ばれる魚といえば鯛があげられるのではないでしょうか。
特に春の時期は美しい桜色をしており、しかも産卵の時期ということで栄養も蓄えられていますので脂がのって美味しいとされています。
自宅では調理が難しいというイメージもありますが、鮮魚店やスーパーなどでは調理しやすくおろしてくれますので、美味しい時期にしっかりと楽しみましょう。
鯛は生でも美味しく食べられる魚として知られています。
シンプルにお刺身としていただくのも良いですし、昆布締めにする、洋風で楽しむのであればカルパッチョや野菜をより多く加えてカルパッチョ風のサラダにしてみてはいかがでしょうか。
そして刺身を利用すれば鯛の握りずしも家庭で簡単に楽しむことができます。

和風の料理で楽しむ

鯛は日本の代表的な魚ですが、和風の料理で楽しむなら丸ごとで楽しめる鯛めしもおすすめです。
まずは鯛をグリルや焼き網でさっと焼き、その後はお米とともに土鍋で炊き上げます。
そのまま食卓に出すととても豪華でお祝いの場面などにぴったりです。
より手軽に作るのであれば切り身を利用して炊飯器でも炊き込みご飯風に作ることができます。
さらに塩焼きや煮つけにしても美味しいですし、鯛はアラの部分も美味しくいただくことができますのでゴボウなどの野菜とアラ炊きにすることもおすすめです。
アラ炊きと似た料理では頭部分だけを煮物にするカブト煮もあります。
塩焼きの場合は小さなものならグリルなどで焼くことができますが、大きめのものを祝い鯛にするならオーブンを活用してみましょう。
このほかでは、アラは吸い物としても美味しくいただくことができます。
このほかでは酒蒸しでもあっさりといただくことができますし、新鮮なものが手に入ったときはしゃぶしゃぶとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

洋風の料理にも

鯛は和食とよく合うというイメージがありますが、くせも少ないこともあり洋風の料理でも美味しくいただくことができます。
切り身を利用してムニエルにするのも良いですし、洋風の煮物ならアサリなどもプラスしてアクアパッツアもおすすめです。
さらにパエリアのように洋風の鯛めしにしてみるのも違った味わいが楽しめます。
揚げ物にするのであればフライでタルタルソースやレモンとともに楽しんでいましょう。
中華料理としても活用できる魚ですので、中華風の酒蒸し、香味蒸し、中華風の刺身にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

春しか楽しめない旬の筍を食べつくそう

春に一度は食べたい筍ご飯

筍は水煮などが年間を通じて売られていますが、掘り立て茹で立ての柔らかな筍を味わうのは春のわずかな期間だけのお楽しみです。
獲れる地域にもよりますが、4月から5月のゴールデンウイークにかけてが盛りで、旬の時期を逃すと大きくなりすぎたり、硬くなって美味しくなくなります。
大きな筍を頂いた際には部位によって料理に使い分けたり、穂先はお吸い物に下の硬い部分は炊き込みご飯や混ぜご飯に、真ん中の柔らかで美味しい部分は煮物やサラダにと多彩な料理を楽しみましょう。
小さく身が詰まった筍を頂いたり、ほんの少し分けてもらった、何か1品だけ作りたいなら、やはり筍ご飯がおすすめでしょうか。 続きを読む 春しか楽しめない旬の筍を食べつくそう